未来へ#いのちを歌おうプロジェクト
Chiharu
今年度、沖縄タイムスさんのご協力で
沖縄県内の小中学校を巡回しながら特別授業をします。
昨年 子ども達と作ってきたオリジナル曲をおりまぜながら
命の大切さや 私が夢を掴むまでのこと これからの希望をお話しします。
このプロジェクトは 私が個人的に読谷村内の学校や知人の施設等で
講話を行っていたことを沖縄タイムスさんや協賛企業の皆様が賛同してくれて、
SDGs企画のプロジェクトとしてスタートしました。
私が何故 施設や学校をまわり始めたのか、、。
2019年 ご縁があり、マレーシアのボルネオ島・サバ州にある児童養護施設
CFFマレーシア(caring for the Future Foundation)に 友人家族と訪問しました。
施設の子ども達と 土を掘り採ったミミズを餌にして 溜池にいる魚を釣り
その夜 そこで食事をご馳走になり、沖縄から参加した2家族で
お礼に歌い踊り演奏しゲームをして交流しました。
フィリピンからの不法滞在者の住む地域にも行き
我が子達が学校で集めた筆記用具や衣類などを渡してきました。
平和に過ごせていること 平等に教育を受けられること 病院へ行けること
帰る場所があるということ プライベートが守られる清潔なお風呂やトイレがあること等
子ども達と共に ここには書ききれないほどの沢山の普通のことが
当たり前じゃないという、様々な気付きを得て 沖縄に帰ってきました。
帰国後 マレーシアの子ども達にまた会いたい 応援したい
という気持ちがわいてきたのと同時に
私の住む沖縄の子ども達の事もとても気になってきて。
読谷村が実施していた地域ボランティア養成講座もこっそり受け
当時の村教育長さんへ 私にできることはありませんか? と直でお伝えしたり。
沖縄の実情を知りたくて知人の弁護士と社会福祉士の方に同行してもらい
児童養護施設や児童相談所へお話を伺いに行かせていただきました。
平和の授業をしてほしいと頼まれた時は
チビチリガマやひめゆり平和祈念資料館をまわり
子ども達へ何を伝えることができるのだろうかと
悩みながら一心不乱に取りかかっていました。
その流れの中で 読谷中学校の先生から
講話と曲作りをする提案をいただき「命の樹」の曲ができました。
2020年1月頃から 日本に コロナが入ってきて
学校が急にお休みになり 大人の私達もどうすることもできずにいて。
卒業式も入学式もその他の学校行事もなくなって
演奏をする実力はないけれど、歌うことや自らの体験を話すことならできる、
私のできる範囲でやれる事を。と動き始めました。
現在の沖縄はコロナ感染者が更に増えて、収まる傾向がみられません。
なので、学校訪問の当初のスタートも時期がずれてしまいました。
でも慌てずに 届けていきます。
私にできることを一つ一つしっかり届けていきながら
いつの日かそれがまた 広げられるように 歌い続け
多くの皆さんへ直接届けられる日を私も願っています。
早く色んなところへ
足を運べる日がきますように
願いを込めながら。。。